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日経ビジネスオンラインの記事より(怠惰は苦しい)

オフ

日経ビジネスオンラインの記事で、小田嶋隆さんのものが心に引っかかった。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100722/215533/

税金の話から、ご自分の学生の頃の話を引っ張り出して、累進課税や消費税の話になり、「怠惰な人は苦しんでいる」という主張をしている。
とても同感で私も学生時代に随分苦しんだ。
他の人から見たら、単にテニスして酒飲んで麻雀してるだけの学生に映っただろうが、本人は結構苦しんでいたものだ。

にもかかわらず、最近はそんなことは忘れていたかのような主張をしていた(汗)
そしてこのブログも怠惰のせいであまり更新しないでいる。
だがこの怠惰も苦しいのですよ、ほんとに。
周りから見たらただサボってるだけに見えると思うけど。
そして限りなくその可能性も高いだろうけれど。

小田嶋さんの文章は5Pあって、2P目から突如面白くなってくる。
特に学生時代に怠惰にしていた人にはお勧めです。

こんな僕にも最近変化がありました。
親しい人には少しずつ伝えていきますが、頑張ってます。


小売のポイント制度(ずっと前の日経の記事)

その他

IFRSの影響で、ヤマダ電器やヨーカドーがポイント制度の縮小をするという。
会計基準は詳しくは知らないが、基準が変わって見栄えが悪くなりますよということなのだろうか。
最近の人はポイントよりその場の値下げのほうを好むという話もあった。

しかしポイントには顧客の囲い込みという意味もあったはず。かくいう私もポイントがたまるので電化製品は基本ビックカメラで買ってます。
で、そのたまったポイントでなんとか液晶テレビを買おうと目論んでます(笑)

ポイントって実はそんなに人を引き付けないのかな?
ポイント廃止した企業と、残した企業の顧客プロファイルとか将来知れたらとても面白いと思います。


職場のメンタルヘルスについてのプレゼン

仕事(おもに医療)

来週のプレゼンに向け現在資料作成中。
しかしブログを書いていると(笑)

うつ病が頻度の高い病気であるというのは世の中でだいぶ言われてきている。
休職の理由でもトップ3に入ってくるほどだ。
そして最も企業に対する影響が大きくなるのは、他の理由に比べて休職期間が圧倒的に長いことだ。
休職期間も手当等が必要になるし、職場は人手が足りなくなる。
昔ながらのうつ病はまじめに仕事を頑張っていた人がなりやすいので、いわゆる戦力の人がいなくなるのだから現場は困るだろう。

なので来週に向けてうつ病での休職を少なくするために、早期発見や復職後の支援を充実させるための話を用意している。
今は企業も競争激化で同僚に気を使っている余裕はないかもしれないが、そういった仕組みを作るのがマネジメントの仕事だと思うので、積極的に提案したい。

今私が産業医で行っている企業は大企業だが、年代的には上の人が多くいわゆる新型うつ病はまだ目にしていない。
これで新型の説明もしたら頭もこんがらがるだろうし今回は触れないつもりだが、特に首都圏の企業では新型うつ病の扱いについてきっちりした対応をしないと、周りのモチベーションも下がって職場全体のパフォーマンスも間違いなく低下する。
実際昨日話した開業医も、クリニックのスタッフの件でかなり困っていた。

どんどん生きにくくなっている社会、と言われているが、それなりの対処をすれば影響は小さくできるし、個人としてはまだ自由に生きれる国だと思うので、楽しく生きている人が増えていってほしい。


イングランドvsドイツ 誤審について

オフ

困惑している。

先ほど終わったワールドカップのイングランドvsドイツの試合、1-4でドイツが勝ったわけだが、前半に1-2でイングランドが負けている時にイングランドのゴールが誤審で認められなかった。
結果、イングランドはリスクをおかして攻めカウンターをくらって1-4負け。
ドイツのカウンターは素晴らしかったし、試合を通してのパフォーマンスもドイツのほうが上だったと思う、イングランドはルーニーがずっと調子上がらなかったままだし。
なので勝敗については妥当かなと、感じたりはする。(本当はわからないが)

で、困惑しているのは、ツイッターで私のTLを見ると誤審はしょうがなくて、これがサッカーなんじゃないかという意見が多かったこと。(あくまで私のTL上です)
ビデオ判定の導入にも否定的な意見が多かった。

私は誤審を責めようとは全く思わない、なぜならミスをしない人間はいないからだ。
なので問題は人間の力を使わずに客観的に判断できるところはそういうふうに対処しようよ、ということなのである。
既に野球やテニスの重要な場面ではビデオ判定が用いられている。
サッカーはなぜだめなのかという納得する意見が聞きたい。
論理的でなくてもいい、納得したいだけです。

話はがらっと変わって医療の話になるが、医療の世界でも当たり前だが同様にヒューマンエラーは避けられない。
どうやってクリティカルな間違いを犯しそうな手順から極力人間が関わることを減らしていくかが、最悪の事態を起こす確率を減らしていく。
そんなことを常日頃考えているからか、今日の試合を見て困惑を感じたのだろう。

これを見てる人は言うかもしれない、「たかがサッカーじゃないか」、と。「昔も今もそれでドラマが生まれ、人の人生が変わり、言い伝えになって、次のドラマが生まれるのだ」、と。
そのとおりだと思う。
その証拠に多くの人は今回の事件について否定的ではない。(私のTL上は)
なのでビデオ判定なりルールもそう変わらないのだろう。

ま、今回の場合は私はこのように感じました、という話でした。
色んな意見があるからこそ世の中は面白い、というのも真実ですものね。


2km歩いたら暑い – 特定保健指導

仕事(おもに医療)

産業医の仕事で特定保健指導を行う。
6ヶ月後の目標体重を決め、それに向けて食事でxxkcal、運動でxxkcal減らす。例えばビール中250kcal、1km歩くとxx歩で云々、といった事を説明する訳だが、そんなもん1回言って覚えるはずないし、そもそも動機づけから始めないと覚える気も起きない。

という訳で私の指導は、「毎日体重測ってください」「食事に気をつけてください」「運動してください」の3つで、それぞれ出来たか毎日記録してもらう。
中間の面談で記録を見て、できてるのに効果があればオッケーだし、できていて効果なければその人が思う運動や食事に気を使うところが間違っているのでそれを指摘する。
問題は、どうやって毎日記録をつけてもらうかだが、本当に毎日つけてもらうことはありえない。
なので、「体重は毎日どこで測るか」「記録用紙はどこに置いて、毎日何時に記録するか」ということを面談で確約させ、1ヶ月おきにリマインダーの連絡をすれば、記録をしてもらうだけならかなり確率が上がる。

何事もシンプルに、効果がわかりやすくというのが重要だと思います。
みんなそれで健康になってハッピーになればいいなぁ。

ちなみに最近、禁煙運動も頑張っていてチャンピックスよく使ってます。
あれほんとに効果あるんだよなぁ、おすすめです。

で、題の件ですが、今日2kmほど歩いたら目茶苦茶暑くて汗かいた。
運動しろ!って指導では言いますがこれしんどいなー、終わったらビール(250kcal)飲んじゃいますよ(笑)


生命保険、医療保険への加入を検討する2

オフ グルメ

今日は、保険見直し本舗の担当者と2回目のお話。
生命保険定期の一括のものと収入保障は、検討していたもので決断。結局一括支払いは20年、収入保障は60歳までの契約にした。
一括支払いの保険は、将来ネット生保が非喫煙健康者のデータが集まってもっと安い商品ができることを期待したいです。

で、やっぱり決めれなかったのが医療保険。
いまいちよくわからん。。。
保険診療であれば差額ベッド代金を含めても、総額医療費100万円は超えないはず。それに月々数千円かけるのであれば貯金でいいのでは?とやっぱり思います。
60歳までの払い込みで、保険期間は終身の物は安心感はあるけど、やっぱり60歳までその金額貯金すれば?と感じます。
例えば病気や怪我で3ヶ月間働けない状態になれば、その期間の収入を保証します、みたいなのがあれば入るけどな~。
自由診療1,000万円まで使えます、っていうのはあってもよいかな。医療保険に入るとオプションで50~100円/月で付けれると聞きました。正直これが一番役立つのではと思います。

その後渋谷で軽く中華食べてカフェへ。寒かったのでホットラテとガトーショコラ頼みました。
明日は遂に日本戦!!寂しい観戦になりそうだけど頑張って応援するぞ!!


生命保険、医療保険への加入を検討する

オフ

実家の関係で入っていた某保険会社の複合型保険を解約し、一つ一つ別々の保険に入ろうと思って今日は保険の代理店に行ってきた。
2週間くらい検討しており、保険の種類の理解は出来ていたしそれぞれの候補は考えてあったので、具体的な価格を知りたかったのだ。

保険には、1.生命保険、2.損害保険、3.医療保険、があり、今回私が検討しているのは1(生命保険)と3(医療保険)だ。
検討後の私の考えは以下の通り。

1.生命保険
定期の一括型と、収入保障タイプに加入しようと思っており、世間の評判からはネット生命保険が断然安いのではという仮説だったが、少なくとも私の年齢と希望の金額では全く話にならなかった。安かったのは一括型は外資系の保険会社、収入保障は国内独立系(と呼ぶのか?)。
理由は明確で、「非喫煙健康体」という区分に私は入っており、その区分は保険料が圧倒的に安いのだ。
ネット保険はまだ歴史が浅くデータが溜まっていないので、健康体に対してどの程度の保険料を設定すればいいのかわからないので、どんな人も一律の価格体系になっている。
そうすると私のような「非喫煙健康体」の人は「喫煙非健康体」の人の保険料までかぶってしまうので、高価格になってしまうのである。
なので、雑誌・各媒体で圧倒的に推してあったネット保険には入りません。
しかし、同じもの売ってて月に2~3,000円違うってどういうことよ。。。

2.医療保険
これほんとに世の中に必要な保険なのかよくわかりません。
確かに差額ベット代は最近高くて、これに対して入院1日あたり5,000円というのは必要かなとは思います。
が、月に何千円か払って、手術時に5万円とかもらってどうするのか。。。とは思います。
あと、がん保険が何故別建てであるのかも理解できてません。
がんでも、心筋梗塞でも、脳梗塞でも入院は入院だし、どの病気でも基本は保険診療なので高額療養費制度が使えます。
ただ、自由診療を希望した際の何百万~一千万円とかに対して、保険をかけておくという選択をする人がいても、理解できるかとは思います。
(それは必要ないという考えの人もいます)

という訳で、生命保険に関してはもう決定、医療保険に関しては今週日曜日にもう一度代理店に行って相談して決めたいと思います。
生命保険と医療保険を自分で入るのは初めてで、今回かなり勉強しましたが、同じ金額でこんなに保証が違うのが分かって、世の中カラクリだらけだなと再認識しました。


リスクを取らない集団を見る

オフ

サッカー日本代表 コートジボアールに0-2負け。
負けるのはいいと思う、親善試合だしというのもあるし。
そもそも日本の実力はワールドカップに出れたら合格、というレベルでもある。
なので本番でもグループリーグ敗退、という可能性も高いだろうし、もしかしたら突破するかもしれない、それは誰にもわからない。

しかし今日の試合は見ていてストレスが溜まった。
金田さんが言ってたように、玉田・森本あたりしか個人で勝負にいかない。
勝負にいってボール取られたら全力で取り返しにいく、そんなサッカーが見たい。
リスクを取らずに勝ちを手に入れられるのは絶対的強者だけだ。

何故見ていてストレスが溜まるのかと考えると、余力を残して負けるのを見るのが、イライラするのだと思う。
全力を尽くして負ける、それから次が見えてくるのだと思う。
今のままでは「次に生かして」という言葉が延々続いて、いつかワールドカップに出られなくなる。


職場復帰に際して、周囲の同僚はどう対応するか

仕事(おもに医療)

産業医の仕事をしていると、精神疾患で休職した人の職場復帰ん関わることがよくある、というか最近ではそれが産業医のメインの仕事の一つと言ってもいいいいだろう。
最近では企業もずいぶんと慣れてきていて、精神疾患を発症した後、どのように休職手続きをとり、どんな制度が仕えて、復帰に際してどんな条件が必要で、というガイドラインやシステムが整ってきている。
世の中にもそのような書籍がたくさんあるし、一通りのシステムを用意するのは難しいことではなくなっている。

しかし、復帰後の面談をして一番感じることは、復帰した人の周りの同僚や上司が、どう対応してよいかわからなくて困っているのでは?ということだ。
「職場のうつを見つけるには」みたいな本はあるけれど、復帰した同僚にどう接するか書いてある本は見たことないし、ガイドラインにも載っていない。
でも、復帰した人が一番気にしているのが自分が同僚にどう見られているかや、自分が周りにとって役に立っているかと、いうことで、そこが復帰がうまくいくかどうかの肝になっている。

ただ、周りの人たちも戸惑っているというのが本音だと思うので、そこを打破する教本なりシステムなりを作っていこうと思う。


正しいことや事実を指摘する時

Twitter オフ

最近ツイッターやらネットサーフィンやらなんやら見ていると、自分が正しいからと口調を問わない感じで指摘している場面を見る。
なんだかなぁと思う。
正しいから、事実だからどんなふうに言ってもいいと思ってる間はまだお子ちゃまな感じがしてしまう。
(本人はどうだか知らないが)自己顕示欲、ストレス発散に見えてしまうからだ。
一番重要なのは、指摘して変わってもらってみんながハッピーになることだと思うのだけど、そんな感じがしないのが一番イライラしてしまう原因か。

と言ってもこのブログの文章だって自分が正しいと思って書いてて、ストレス発散に見えるんだろうなと思う。
トートロジーに陥らないためにはこんな文章じゃなく、そういう発言している人が自分で納得して行動を変えてもらうような内容を書かないといけないのだが。。。
子供のころに聞いた、「相手の気持ちを考えて」というのが、いつまでたっても重要な言葉になっている。

でもなぁ、わかる気もする。
一つの世界にずっといたり、若かったり。
若気の至りというのはあると思いますが、年取ってあんな感じではちょっと痛いので、なるべく自分は気をつけていこうと思います。


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