竹田総合病院

仕事(おもに医療)

土曜日に多摩大学医療リスクマネジメントセンターのメンバーで、会津若松の竹田総合病院に行ってきました。
経営改革を成功させたとして有名で、現在の理事長になってから新しい人事制度で職員のモチベーションを上げ、それによって患者へのサービス向上や離職率の低下等を実現させた病院です。

理事長や事務局からのプレゼンテーション、病院内部の見学を含め3時間程度お邪魔しました。
我々が見学して理事長自らが説明してくださり、改革への力の入れ具合が伝わってきました。

一つ思ったことは、色々な形になかなか現れづらい投資を決断する時に、どのように決断するかや、形に表れないものをどう数値化して投資判断の是非を問うかということが重要ではないかということでした。
現在の理事長の判断はたいてい正しいと思いますが、日本の色々な病院で同じことをやろうとすると、理事長ほどのセンスを持っていないマネジメントは結果がどういうことになるのか先に知りたがるだろうし、少なくとも何千万という投資に対してはマネジメント自体も銀行等も数値化できる予測をしたいだろうから。

カリスマのしたことを一つの病院で終わらせることなく広げていくためにはそういったことを進めていく必要があると思いました。


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