職場のメンタルヘルスについてのプレゼン

仕事(おもに医療)

来週のプレゼンに向け現在資料作成中。
しかしブログを書いていると(笑)

うつ病が頻度の高い病気であるというのは世の中でだいぶ言われてきている。
休職の理由でもトップ3に入ってくるほどだ。
そして最も企業に対する影響が大きくなるのは、他の理由に比べて休職期間が圧倒的に長いことだ。
休職期間も手当等が必要になるし、職場は人手が足りなくなる。
昔ながらのうつ病はまじめに仕事を頑張っていた人がなりやすいので、いわゆる戦力の人がいなくなるのだから現場は困るだろう。

なので来週に向けてうつ病での休職を少なくするために、早期発見や復職後の支援を充実させるための話を用意している。
今は企業も競争激化で同僚に気を使っている余裕はないかもしれないが、そういった仕組みを作るのがマネジメントの仕事だと思うので、積極的に提案したい。

今私が産業医で行っている企業は大企業だが、年代的には上の人が多くいわゆる新型うつ病はまだ目にしていない。
これで新型の説明もしたら頭もこんがらがるだろうし今回は触れないつもりだが、特に首都圏の企業では新型うつ病の扱いについてきっちりした対応をしないと、周りのモチベーションも下がって職場全体のパフォーマンスも間違いなく低下する。
実際昨日話した開業医も、クリニックのスタッフの件でかなり困っていた。

どんどん生きにくくなっている社会、と言われているが、それなりの対処をすれば影響は小さくできるし、個人としてはまだ自由に生きれる国だと思うので、楽しく生きている人が増えていってほしい。


« »