TV収録に参加

仕事(おもに医療)

昨日、「黒岩祐治のメディカルリポート」(スカパー)の収録のため青山一丁目のスタジオまで行ってきた。
(ちなみにTV出演は初めて)
30分番組3本分を一気に収録というスケジュールだった。

感想・結果は以下。
1.参加にあたっての心づもりを完全に間違えていた
 -TVとは基本知らせるために作るもので、番組でのディスカッションと言いつつ視聴者に「何が起きているのか」ということをわかりやすく作るということに気づいていなかった
 -その中で私の心づもりは、「如何に問題を解決するか」「その問いの立て方は問題解決に結びついているか」「打ち手を始めるからには定量的な観察を続ける必要があるのではないか」ということを主張しようとしていた
 -その結果、私の思考は番組の進み方とは全く違う方向に進み、初TVで日和っていたのと、空気を読んだのと両方でほぼ発言ゼロとなった

2.間抜けな研修医な感じに映っただろうなという感想
 -「臨床研修病院を選ぶのに給与は判断基準になるか?」という問いに私だけ挙手した。
 -「結婚しているので最低限の報酬は必要」と言ったが、なんかいまいちな回答だった
 -「’研修のレベル’は当然重要だが判断基準の一つとして報酬があるのはおかしくないのではないか」ということをその場で言えれば良かった
 -ちなみに私が研修医の時もらっていた給料は、「自分のところの給与は安い」と亀田と東北の病院の院長が言っていた額よりさらに安い(笑)

全体的には視聴者にはわかりやすい内容になったのではないかと思うが、私は全然活躍できず。
TVというものに合っていないのか、初めてだから慣れていないだけなのかわからないが、自分としては新しい世界を見れてとても良かったと思っている。

また発見としては、やはりプロフェッショナルというものはすごいということ。
司会の黒岩祐治さんと森まどかさんは、話し方、セリフ覚え、会の進め方等が本当に上手く、勉強させていただいた。

うーん、TVって難しい。


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